読売新聞多摩版

2018/04/07

本日の読売新聞多摩版に「奥田塾・回顧展」に関する記事を載せていただいております。

以下、記事全文


八王子に息づく 染色の技

奥田さんと教え子作品展

八王子市の染色家、奥田博伸さん(38)が染色を指導した教え子らの作品を集めた展示会が、同市中野上町の古民家イベントスペース「つくるのいえ」で開かれている。8日まで。

奥田さんは、父・正美さんから奥田染工場の経営を引き継ぎ、染色研究者、染め物作家らを対象に技術を教える、「奥田塾」を開催。これまでに200人以上が学んだ。

このうち、染色の世界で活躍する24人と奥田さん自身の作品を展示している。同塾出身で2006年に死去した染色家、牛田みのりさん(当時30歳)の遺作を始め、全国の幅広い年代の人たちが取り組んだ布地、ドレスなどを展示するほか、作品や端布の即売も行う。会場の「つくるのいえ」は、織物工場が併設されていた築90年の古民家を奥田さんが借りて改築。展示スペースに加え、簡単な舞台もある。豪華な欄間が往時の織物景気をしのばせる。

奥田さんは制作のかたわら、全国の生産業の現状を研究しており、「繊維産地が衰退する中、かつて都心への絹流通の集散地だった八王子に再び新たな拠点機能を持たせたい」と話している。

同塾では21日からの今年の受講生を募集している。
問い合わせは奥田染工場(042-622-2594)へ。