染色の教室 “奥田塾” の風景

2019/04/24

ここ「つくるのいえ」で既に2回、展示会をおこなった奥田塾。

素人でも参加できるのかしら、いったい。

専門的なことも学べるのかしら、いったい。

いったい、いったい…

そんな疑問が膨らんだので、塾の日に、少しのぞき見をしてみました。

塾の朝は、座学から始まります。
染色は化学。知識を得ないことには表現が不自由なので、ゼロからの人も足並みを揃えてスタートラインへ。

色をつくっている所。
こんな色を使いたい、もうちょっと濃い青かな。
相談しながら、思い描いた色を個々に生み出していきます。

そして、シルクスクリーンプリント(捺染)を開始。
生地や、Tシャツや、バックなど。
繊細な柄も、ボールドな柄もありました。

2年目以降で、オリジナルの柄をプリントしている方もちらほら。

今更ですが、大きな版ですね。そしてプリントの台は斜めですね。
日本で一般的に流通する生地は着物用の小幅(~51cmくらい)と洋服などに使う広幅(110~140cmくらい)があります。

後者に対応するため、一度に広範囲をプリントできる大きな版が作られます。
また、水平な机だと背伸びをしても奥のほうに手が届きにくくて、均一に力をかけることができません。
ところが、台を立ててみれば手が届き、力も加えやすくなります。
それにしたって、大柄なほうが有利ですよね!

ちなみに私の通っていた学校では、水平な机を使っていました。
手が届かないほど大きなプリントを制作するには、2人がかりでやったり、取っ手をつけてみたり。
場所が違えば設備や工夫も変わってきます。

版を洗ったり、色のお椀を洗ったり。

プリントした布を、蒸したり洗ったり。

だいたい6時ころ、一日を終えます。
そうやって布作りをする、月に一度の日。

職人と同じ環境で、職人が教えてくれる、色とかテクスチャが豊富な、結構めずらしい時間。
それを共有しあってる皆んな、楽しそうだなぁと端から見て思うのでした。