365cottonで綿を摘むin西脇

2018/11/26

兵庫県西脇市、綿畑の朝です。

365cotton—サブロクコットン—の皆さんに飛び入り参加し、綿を摘みます。

先染め綿織物の産地、西脇。
西脇が誇る播州織については、hatsutokiさんのブログで分かりやすく説明されていました。
>>> 播州織について

そもそも綿のワタは、種子の周りの繊維。
種とセットという意味ではタンポポやススキの綿毛と同様です。遠くに飛ぶ能力がなさそうだから不思議。
風に流されコロコロ旅するためでしょうか?

糸を紡ぐとき、この種は取り除きます。

綿のワタは、花が落ちて、乾燥した頃はじけるのだそうです。小学校で育てた朝顔もそういえば、同じだったかも。

薬でコントロールしない限りはタイミングがずれるので、はじけては摘み、はじけては摘み。

後回しにして雨にぬれてもいけません。
なんて繊細なんだ!

茶綿。原種の綿は茶や緑で、主流の白は改良品種なのだとか。

茶綿の花。
黄色や、白っぽい花も咲いていました。
こんなに綺麗だとは。そして、こんなに種類があるとは。

ある程度離して育てないと、混ざって新たなる種類ができるそうです。

殻から綿を摘むのは、案外すっと外れて快感で、
夢中になり、小一時間でふわふわが沢山。

でもこれを布に換算したならば、
きっと、ちーーーっちゃいんだろうな。

ルーツを知ると、決して派手ではない自分の生活も、豊かで贅沢なのだと実感します。

この日の西脇は、ちょうど紅葉がはじまり、秋晴れ。土地の魅力が高まっているときに訪れることができて幸運でした。

「ファッション都市構想」として西脇市が若者の移住支援をしていることはボンヤリと知っていましたが、システムを作るのが行政で、その後の居心地の良さを作るのは、あくまでも個人ベースだなと思いました。365cottonの皆さんも、綿の栽培を商いにしている訳ではなく、ワークショップを通してうまれるコミュニケーションや、人の輪が広がっていくことを目的としていました。

この人のもとで働きたいとか、この人達のいる地域で生活したいといった魅力は、その地に備わった技術力や資源に勝ると思いました。